「いのち会議」とは、「いのち」とは何か、「輝く」とはどういうことか、「誰一人取り残さない」ために何をなすべきかを、あらゆる境を越えて考え、話し合い、それぞれが行動に移す場です。いのち会議 

アクションパネル

【開催報告】2024年5月29日(水)、関西SDGsプラットフォーム分科会交流会VOL.1~SDGs+Beyondに向けた活動紹介とネットワーキング~を開催しました。

2024年5月29日(水)、関西SDGsプラットフォーム分科会交流会VOL.1~SDGs+Beyondに向けた活動紹介とネットワーキング~を大阪大学中之島センター5階「いのち共感ひろば」で開催しました。話題提供者の方々含め会場には78名が参加しました。以下に概要を報告します。

開会挨拶:井上 剛志氏(関西SDGsプラットフォーム運営委員長)

✓関西SDGsプラットフォーム(KSP)は、関西地域の多様なアクターが参加する持続可能な開発目標(SDGs)達成を目指すプラットフォームであり、現在では2500もの団体が所属する日本最大のSDGsネットワークとして機能。
✓関西は伝統と革新が共存する地域であり、多様な技術と経験を有するアクターが集まることで、日本国内のみならず、途上国を含めた世界のSDGs達成に貢献するポテンシャルを有する。
✓SDGsの認知度は飛躍的に上がっている一方で、活動の質や様々な人々に対する取り組みには課題が残っており、2030年の目標達成に向けて活動の加速が求められてる。本日の会合を通じて、KSPの有効性や可能性について議論し、さらなる連帯と競争を強化する機会としたい。

話題提供「いのち会議」:堂目 卓生氏(大阪大学総長補佐)

✓「いのち会議」は、生命の意義やSDGs達成のために必要な行動を議論し、2025年万博で「いのち宣言」を発表することを目指す。
✓「いのちの声」として、参加できない人々や子供たちの声を多様な形で集め、SDGsの「誰一人取り残さない」精神を実現する。
✓「いのち宣言」の実現に向けて、2030年や2045年以降の社会に向けた行動や目標を策定し、万博後も継続的な活動を通じていのちの尊さを広めていく。

関西SDGsプラットフォーム設立経緯について:田和 正裕氏(大阪大学SSI、(元国際協力機構(JICA)職員))

✓関西SDGsプラットフォーム設立当初、関西ではSDGs認知度が低い→セミナー開催を通じてネットワーク化を進めた。関西でのSDGsへの取り組みは「やってみなはれ」の関西の精神性と呼応
✓ジャパンSDGsアワード、関西SDGs認証/アワード、関西SDGs基金の設立を進め、今後もプラットフォームでの取り組みの輪を広げていきたい

分科会①:関西SDGs貢献ビジネスネットワーク

✓1300社以上が参加。企業・大学向けセミナーの開催、参加企業のイベントの支援・講演、情報発信などを行ってきた。
✓SDGsを通じて競争力向上にどう繋げるか:自治体とスタートアップの協働や海外展開などのノウハウを発信するセミナー開催、ガイドブック作成などを行っています。

分科会②:SDGs環境ビジネス分科会

✓未来のこどもたちによりよい環境を:企業の環境への取組、SDGs実装の支援
✓テーマ別活動:水・エネルギー、プラスチック資源循環、木材活用森林保全、ICT5Gなどに分かれており、企業間のマッチングや勉強会を通じて実践的な支援を行っている。
✓自分たちの技術・サービスをよりよくしたい企業に参加を呼びかけ

分科会③:共育分科会(ともいくぶんかかい)

✓NPO法人、学校法人、学生団体、国内外の企業など31団体で構成。身近な活動を通じて社会貢献を目指す。
✓東南アジアでのモリンガ植林活動(CO2吸収)、海の自然保護(ヘチマたわしを通じたマイクロプラスチック減少)などの活動を実施。
✓共に活動を取り組んでいただける協力企業・団体を募集中。

分科会④:食品ロス削減分科会

✓日本における食品ロスの定義:まだ食べられる食べ物を廃棄すること(現状徐々に減少も年523万t)→SDGsにおいても食品ロス半減が目標
✓ZERO FOOD WASTE:消費者・生産者・流通など業界の枠を超えて解決へ
→交流会(企業見学なども)、食品ロス0フォーラム、展示会を通じた啓発活動等

分科会⑤:教育分科会

✓SDGsナレッジラボ:「こどもの貧困」の解決に向けた教育支援活動
→勉強会・見学会(SDGs教育)、関西SDGsユースアクション(こどもたちにSDGsについて知ってもらって、議論・発表を通じてアイデア表彰)
✓2024年:アイデア募集→発表・取材などを通じて知る機会の提供
*過去の表彰者の参加を通じてこども→こどものサイクルも

分科会⑥:バリアフリーマップ分科会

✓関西で駅を中心とした半径500m圏内のバリアフリー情報掲載マップ作成・公開
✓鉄道会社や郵便局などを中心に地域のアクターの主体性を核とするSDGs活動
→地域でSDGs関連財団の立ち上げを支援することで地域の主体性を後押し

分科会⑦:大学分科会

✓大学の教育・研究・社会貢献を通じてノベーション・若手人材育成を加速する活動
✓学生団体のネットワーク・活動支援、SDGs教育開発、ボランティア育成、気候変動・エネルギーなどに関する研究・産官学民連携、SDGs+Beyond検討、SDGs認証など

分科会⑧:ひょうごSDGs Hub

✓兵庫県のSDGs施策推進:多様な自治体・企業などの連携促進・取組創出
✓SDGs未来都市に採択→SDGs未来都市計画の策定
✓ひょうごフィールドパビリオン(SDGs体験型の観光事業)を通じて発信
✓学生との連携したSDGs活動:企業への取材を通じたPR映像作成
→他社の取組をしり、ネットワークの拡充するために、どうSDGs Hubのサイトを有効活用してもらうかが課題

分科会⑨:ローカルSDGs脱炭素分科会

✓環境省近畿地区環境事務所を中心に発足:省庁・金融機関・大学など約2100団体が参加、地域に根ざした、脱炭素を見据えた地域の未来像作成の支援
✓企業との共創・マッチング、ネットワーキング、WS(ゲーム)の開催など
→SDGs×産官学民連携で地域課題を解決するアイデアについて考える場

各分科会の報告(①~⑨)の後、分科会ごとのグループに分かれ、活発な質疑応答、議論が行われました。