「いのち会議」とは、「いのち」とは何か、「輝く」とはどういうことか、「誰一人取り残さない」ために何をなすべきかを、あらゆる境を越えて考え、話し合い、それぞれが行動に移す場です。いのち会議 

活動状況|国際部門

2024年6月14日(金)、万博・国際部門のWell-beingグループがミーティングを行いました。

2024年6月14日(金)、万博・国際部門のWell-beingグループがミーティングを行いました。

今回は、本学の協定校であるドイツのアーヘン工科大学から2名の研究者をWell-beingグループにお迎えして、ミーティングを開催しました。

Axel Sowa教授(建築理論)とMurielle Hladik博士(建築理論・美学)のお二人からは、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会」の下、万博が始まる2025年4月に大阪大学中之島センターにおいて、“The City of Tomorrow – Scales and Practices of Sustainable Development(明日の都市-持続可能な開発のスケールと実践)”をテーマとするシンポジウムの開催が提案されました。

このシンポジウムは、都市の開発における様々なスケールの転換プロセスを多様な切り口で検討するものです。当Well-beingグループで議論している多様な分野のトピックとも強い関係があり、それらをつなぐものとなります。たとえば、エネルギー消費に関連した住宅の冷暖房システムや、「空き家)」を含む都市開発における建物の再利用などの課題は、当グループ参画するヨーロッパやアジア(中国、タイ、日本)の研究者間での比較研究を可能とするものです。

次のステップとしては、これまで当グループで提起したトピックに関するすべてのアイデアを、「いのちのフレームワーク」に当てはめて検討し、いのち宣言につながる提案の素案を作成していきます。