活動状況|アクションパネル
2024年8月8日(木)16時から、いのち会議 食と農 アクションパネル「食と農における科学技術の役割」を開催いたします。
趣旨
国連人口基金の「世界人口白書2024」によると2024年の世界人口と81億1900万人と推計されており、2058年には100億人を突破すると予測されています。さらに途上国や新興国の発展に伴う食の多様化や旺盛な肉食需要に応えるためには、世界の食料生産は今世紀半ばまでに倍増が必要であるとされ、国際社会において食料問題に対する危機感は高まっています。
一方、これまでの世界は、加速度的に人口を増加させていますが、「緑の革命」など農耕や食料生産技術の発展に支えられてきた歴史を持つといえます。現在では、食と農の観点で世界は、食料安全保障にとどまらず栄養や環境や社会の様々な問題を抱えており、SDGsが目指す持続可能な社会の実現には、野心的な課題解決が不可欠であり、これらを克服するためには、さらに革新的な科学技術の導入が鍵となるといわれています。
今回のアクションパネルでは、食と農の側面においてSDGsの時代に生きる我々はどのような課題を抱え、どのように克服しようとしているのか、これら課題に取り組む実務者、研究者から話題提供をいただき、関係者との議論を通じて、食と農に関連した課題解決に向けた科学技術の役割や可能性について展望する機会とします
日時・場所
日時:2024年8月8日(木)16:00~18:00
場所:大阪大学中之島センター5階 いのち共感ひろば(開場15:30)及びオンライン
プログラム
挨拶
堂目 卓生 大阪大学総長補佐 SSI長「いのち会議について」
話題提供(敬称略)
岡野 嘉市 浜田化学株式会社 代表取締役
「廃食油リサイクルによる持続可能な社会の実現」
花井 淳一 グリーン株式会社 取締役 CPO
「農業IoTやAIを活用した国内外でのスマート農業の実践」
岸 大介 株式会社LIFULL Agri Loop 代表取締役
富士榮 尚寛 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 みらい研究所長
「肥料化触媒技術Poop Loopによる循環型社会の実現」
田畑 彩生 大阪大学薬学研究科MA-T酸化制御学講座 特任助教
「循環型酪農の実現に向けたMA-Tの可能性」
司会進行・モデレーター
田和 正裕(大阪大学SSI教授)
実施体制
主催:いのち会議、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)
後援:関西SDGsプラットフォーム大学分科会
お申込み
こちらからお願い致します。 https://forms.gle/QiFNSfJDiGLsrmUC7