「いのち会議」とは、「いのち」とは何か、「輝く」とはどういうことか、「誰一人取り残さない」ために何をなすべきかを、あらゆる境を越えて考え、話し合い、それぞれが行動に移す場です。いのち会議 

活動状況|アクションパネル

【開催報告】2024年9月5日(木)、いのち会議 アート・文化・スポーツ アクションパネル/SSI車座の会「ガンバ大阪 地域社会の発展とサポート~地域の皆さまとともに歩む~」を開催しました!

2024年9月5日(木)、いのち会議 アート・文化・スポーツ アクションパネル/SSI車座の会「ガンバ大阪 地域社会の発展とサポート~地域の皆さまとともに歩む~」を開催しました。話題提供者の方々含め会場に22名、オンラインで30名が参加しました。以下に概要を報告します。

開会挨拶 堂目 卓生(大阪大学総長補佐、「いのち会議」事業実行委員会副委員長):「社会ソリューションイニシアティブ(SSI)と「いのち会議」について」

✓ SSIの活動といのちの理念:vulnerable「助けられるいのち」中心の共助社会
✓ いのち会議・いのち宣言:万博のソフトレガシーとして世界へ発信

伊藤 慎次(㈱ガンバ大阪 事業本部 パートナー推進部 部長)「ガンバ大阪地域社会の発展とサポート~地域の皆さまとともに歩む~」

✓ Jリーグ創設31年ガンバというクラブと歩んできた:ガンバの様々な活動を紹介
✓ 大阪大学とフレンドシップ:照明設備寄贈→阪大生がユース選手に寺子屋活動、クラウドファンディング連携(気象レーダー)、小児科慰問、防災拠点などの連携
✓ Jリーグ:国際競争・市場力向上(約1600億円)+スポーツを楽しめる環境作り
←デジタルマーケティング+コロナ対策+気象・防災に関わる啓発活動
✓ ガンバ大阪:北摂7市ホームタウン→アカデミーが地域の優秀な選手を多く輩出
地元企業中心に118社のオフィシャルパートナー、140億募金のスタジアム建設
✓ ガンバ大阪と吹田市:スタジアムネーミングライツ費用を使って、ウェアに「SUITA CITY」掲載やラッピングバス・ポスト、子ども達の体験会などを実施。成人式・サッカーフェスタなど市のイベントへの参加、市民応援デーの開催など
✓ 事業成長に役立つパートナーシップ:肖像権・知的財産権、スタジアム施設、ネットワーク活用、デジタル施策などを通じてブランドイメージ向上を図る
✓ 地域共創事例(SDGs Smile):地域にとって必要不可欠な『無形財産』を目指す
✓ 地域のステークホルダーと連携して継続的な共創SDGs活動を展開(DAICELと連携した還元素材のカトラリー開発、シャアサイクル、紙コップ循環システム等)
✓ 障害者支援、キャリア教育、防災・環境等、多様な活動通じて地域住民とふれあう
CO2排出量削減可視化など環境問題への対応などを展開(←パートナーとの連携)
⇒ 30年地域で多様な活動を継続することで地域住民との繋がりを形成、サッカー選手・クラブに必要な情熱・挑戦する力を社会に還元する(Passion, Mission, Action)

ディスカッション

✓ 色々なジャンルの企業・団体との連携をしているが、逆に連携しないという決め事とかはあるのか?→Jリーグの規定的に宗教団体、またアルコール業界(ユースがある関係)などは出来ないカテゴリーも存在。
✓ テニススクールの運営に携わって地域連携に携わっているが、ガンバ内部ではどれくらいのスタッフが地域連携に関わっているのか→スタッフ60人中5人が地域連携活動に携わっている(+B to Bパートナーシップ関係8人)その上でクラブ全体(選手含め)で地域に対する意識を高めていくことが重要(挨拶から)
✓ 福祉・教育啓蒙など、地域で様々な活動している団体と一緒にできればいいなと感じている→色々なお声かけをいただいていて、出来る範囲で連携をしたい
✓ 子どもの頃からガンバのスタジアムに通っていた。今後ガンバ・Jリーグが海外のサッカーに伍していくためにどういうことが必要だと考えているか→秋・春シーズン導入など世界基準に合わせる施策も。クラブ単位ではヨーロッパのトップクラブなど世界のクラブと連携してノウハウを吸収・シェアする動きが進んでいる。特にASEAN諸国のサッカー熱をうまく取り込むことが重要で、パートナー企業とサッカーの連携なども模索。Jリーグ50年目のにいかに近づけるかという目標