「いのち会議」とは、「いのち」とは何か、「輝く」とはどういうことか、「誰一人取り残さない」ために何をなすべきかを、あらゆる境を越えて考え、話し合い、それぞれが行動に移す場です。いのち会議 

活動状況|アクションパネル

【開催報告】2024年6月13日(木)、いのち会議アクションパネル 多様性・包摂「多様性・包摂の実現に向けて、公平性や格差を、『クイズ&ギャンブル』ゲームで体感しよう!」を開催しました!

2024年6月13日(木)、いのち会議アクションパネル 多様性・包摂「多様性・包摂の実現に向けて、公平性や格差を、『クイズ&ギャンブル』ゲームで体感しよう!」を大阪大学中之島センター5階「いのち共感ひろば」で開催しました。話題提供者の方々含め会場には40名が集まりました。

本イベントは、吉田春乃記念実行委員会などとの連携プロジェクトの一環で行われ、ファシリテーターであるナラティブ・エナジー代表の竹本記子様から、一般社団法人組織改革のためのダイバーシティOTD普及協会が認定した今回のワークショップについて説明がありました(同ワークショップは東京大学バリアフリー教育開発研究センターと共同開発されたもので、大企業でも実施されています。)

そして、参加者は架空の社会でのマイノリティの課題をシミュレートするゲームに1グループ6名、計7グループで参加しました。このゲームは、性的少数者への法的差別やジェンダーバイアスに基づく雇用支援の格差など、現実の社会的不平等を反映する内容で、グループ内外でゲームを楽しみつつ活発な議論が行われました。

竹本様は、不平等の体系的な性質と個人ではなく社会的な解決策の必要性を強調し、個人モデルと社会モデルの概念を紹介しました。参加者は竹本様のプレゼンテーションと今回のゲームの体験を通じて、自身の持つバイアスと格差の認識の重要性を理解しました。

最後に竹本様からワークショップの振り返りと、今後のイベントの紹介があり、「意識と対話、体系的な変革を通じてより公平な社会を目指すことが重要である」として、イベントは盛況のうちに終了しました。